子ども連れもOK!キャンプギアに囲まれ、リラックスしながら作業ができるシェアカフェ
Sotofficeの発起人である鈴木弘平さんにお話を伺いました。
県外から移住してきた鈴木さん。移住のきっかけは、勤めていたIT企業の支店を作るために、社長から四万十町に滞在することを勧められたこと。コロナ禍だったこともあり、地方で働くことに魅力を感じた鈴木さんは、リモートワークで働きながら、四万十町に移住することにしました。
川や海、山などの自然で遊ぶこともでき、ご飯も美味しい、そんな四万十町での暮らしを満喫しながら、アウトドアグッズの貸し出し事業など、新しいことにも積極的に取り組んでいた鈴木さん。
ある日、喫茶店の店主から声をかけられます。
「今Sotofficeがある建物は、元々喫茶店だったんです。店を閉めることになって、店主から使ってくれないかと相談を受けたのが始まりです」。
当時家を探していた鈴木さんは、喫茶店をカフェにして住むのも面白そう!と引き継ぐことを決意します。
四万十町で面白いことを一緒にできる仲間をもっと増やしたい、と感じていたこともあり、
地域の中と外の垣根を越えて、クリエイティビティ溢れる人のハブとなるシェアカフェとして運営をしていくことに。
Sotofficeの立ち上げ時には、クラウドファンディングを実施し、内装も地域の方と共にリノベーション。セルフビルドで作り上げた、思いの詰まった空間です。
「Sotofficeは、chill(※)な雰囲気なんじゃないかと思います。お仕事はもちろん、お昼寝してもらっても構いません。自由に過ごして欲しいと思っています」
(※)ゆっくりする、くつろぐ、の意味
地域との関係性を感じられるドリンク&フードをお供に
随所にクリエイティビティを感じられる店内では、食事にもこだわりがあります。
四万十町の生姜を使ったドリンクや、コーヒー、軽食など、なるべく地元のものを使用したオリジナルメニューが中心です。お食事やドリンクの注文で、どなたでも店内を利用できます。
座席の種類も豊富な店内。カウンター、ボックス、座敷…と様々な座席が選べるので、思い思いの過ごし方ができます。鈴木さんがこだわったのはコンセントの数。ほとんどの座席でコンセントに繋げることができ、Wi-Fiもしっかり飛んでいるので、仕事をするにも十分な環境です。
座敷席は子ども連れのお客様にも好評で、子ども連れのワーケーション時にもおすすめです。
また、スペースの貸切も可能。プロジェクターの貸し出しも応相談で対応しているので、企業合宿の拠点としての利用もおすすめです。
クリエイターがつながる場所にしたい
「Sotofficeを起点に、何か『やってみたい』と感じ、行動してくれるクリエイティブな人が、どんどん増えていくような空間にしていきたいです」その言葉の通り、不定期で地元の人を巻き込んだイベントが開催されたり、夜にはバーとして営業することもあります。
お仕事をするだけでなく、地元の人との交流や、自由な空間を求めている方は、ぜひ一度足を運んでいただきたい場所です。
(文・写真 檜山諒)