清流と呼ばれる仁淀川の中流域のそば。ランチ提供やゲストハウス、ランニングステーションなど、日高村への「入り口」として村の魅力を伝えています。
立ち上げ時から携わる小野さんにお話を伺いました。
日高村に携わる人の拠点
2019年11月にオープンとまととは「日高村のとまと」を伝えるフラッグシップ店のようなカフェと宿泊施設。木材をふんだんに使った店内は明るく、とまとにまつわる選書や加工品が並びます。
東京で働いていた小野さんは東日本大震災をきっかけに生き方を見直そうと考え、全国でボランティア活動をされていました。そのボランティア先の一つ、日高村にあるNPO法人日高わのわ会でお世話になったことをきっかけに日高村の地域おこし協力隊に着任。村に宿泊施設がないことに気がつくなど「外からの視点」を活かした活動をされています。
一階奥には村で体験できることをカードにまとめたコーナーが。
「例えば夏はうなぎや鮎を、冬には猪を狩る。通うたびにそういう村の生活を知ることができる。とまととを拠点に、日高村に長く関わってもらえるようになるとうれしいです」
知れば知るほど日高村に通いたくなる、そんなきっかけをつくり出す工夫がたくさん見られました。
とまとを使ったランチあり、テレワークも歓迎
一階のカフェカウンター前には旧日高村役場から引き上げた革張りのソファや黒板、黒電話などを配置。村長になったような気分でお仕事ができるコーナーになっています。また奥にはホワイトボードが使えるワークスペースもあり、カフェ席とは別の場所でもお仕事が可能です。
現在はランチの営業時間の10時から16時までの間の利用で注文が前提でのワークスペースですが、ドロップイン利用メニューも検討中とのこと。お仕事で確実に使いたい場合は一度電話にてご相談ください。宿泊者は22時までに使うことができます。
村民と外の人が集う交流拠点に
(文・一部写真 横田佳歩)
高知市内から近くて、ちょっと働く雰囲気を変えたい時に使わせていただいています。
なによりもトマトカレーとコーヒーが美味しい!
みたことないトマトの本が沢山あって楽しい!
地元の人や高知県のハブになってるキーマンの方がたまにいらっしゃるので、その出会いも楽しい場所です。