高知県東部の室戸市の古民家を改装したゲストハウス「スカイアンドシー・ムロト」。
代表の河合さんにお話を伺いました。
室戸の大地と空海を尊敬し発信するゲストハウス
河合さんはお隣徳島県のご出身。東京で長年働いてきましたが、そのキャリアを一度クリアにして室戸市に移住。さまざまなご縁が重なって理想の古民家に巡り合い、ゲストハウスを開業されたそうです。
「初めて室戸にきたときに感じたパワーが忘れられなかったんです。空海が修行したとされている洞窟が室戸岬にあるんですが、そこで感じたパワーが強くて。空海の生き方だけでなく室戸の大地の地形にも地球のパワーを感じる、こんな感覚が今までになくてここでの開業を決めてから何をやるかを決めました」
たしかに室戸は世界ジオパークにも認定されていてその景色は圧巻。空間の修行の名残りもいくつか見ることができます。そんな話も宿主さんから聞けるのがゲストハウスのいいところです。
ワーケーション需要に応えるためにお部屋にワーク用デスクを追加
ワーケーションという滞在スタイルに戸惑いつつも、お部屋に折り畳み式のワークデスクなどを備えたそう。ベットに腰掛けての利用にも良さそうです。
「折り畳み式のデスクをご用意しています。お声がけいただいたら組み立てしますのでぜひご利用ください」
宿泊中のお部屋ではもちろん、ラウンジでのお仕事もOK。海で遊んで、仕事をして。室戸市周辺のホッピング拠点にもオススメです。
仲間内で貸し切って楽しめるスペースやこだわりの夕食も
庭先に出てみるとちょっとしたイベントにも使われるスペースの他、敷地内にはもうひとつ白く立派な建物が。
「蔵ですね。昔の方はここで食品を保存していたので壁が厚い。その特徴を活かしてバーのような空間にリノベーションしました。現在は、空港のラウンジのようにお酒を自由に飲めるプランをご用意しております。それ以外の時間は、空いていればお仕事にもお使いいただけます」
アイデアが光るとても素敵な空間、数人で貸し切っても楽しそうです。
また宿泊の際にいただける晩ご飯にはとてもこだわった、身体が元気になれそうなメニューが用意されています。
空海が修行をした地、室戸に佇む古民家ゲストハウス。海と大地を楽しむワーケーション滞在にぜひ、いかがでしょうか。